『唐戸山神事相撲』が石川県羽咋市の「羽咋神社、唐戸山相撲場」で2025年9月23日(火祝)に開催されます
唐戸山神事相撲@羽咋神社、唐戸山相撲場 開催概要

9月23日(火祝)に石川県羽咋市の「羽咋神社、唐戸山相撲場」にて『唐戸山神事相撲』が開催されます
羽咋市の秋の風物詩として、地元民からも親しまれている『唐戸山神事相撲(からとやましんじずもう)』
相撲好きであったといわれる「羽咋神社」の祭神・磐衝別命(いわつくわけのみこと)の遺徳を遺徳をしのぶ神事で、約二千年の歴史を誇り、石川県の無形民俗文化財にも指定されています
『唐戸山神事相撲』の会場は日本最古の常設野外土俵といわれる「唐戸山相撲場」
当日は土俵の四方に篝火が焚かれ、相撲甚句や神事太鼓が披露される荘厳な雰囲気の中、熱戦が繰り広げられます
「水なし、塩なし、待ったなし」の古式に則って勝負をします
毎年、9月25日に行われていましたが、令和7年度より、より多くの方々にご観覧いただくことを目的として、開催日を秋分の日に変更されました
9月23日(火・祝)から26日(金)にかけては、羽咋駅前から続くパセオ通り商店街にて地元商店や露天商が集まり、夜店が軒を連ね、お祭りムード一色となります
相撲が好きな方はもちろん、まだご覧になったことがない方も、神聖な土俵で繰り広げられる熱戦と、お祭りの賑わいを体感しに羽咋市の伝統行事『唐戸山神事相撲』に出かけてみませんか
イベント名 | 唐戸山神事相撲(からとやましんじずもう) |
開催日 | 2025年9月23日(火祝) |
開催時間 | 13:00〜 開始 ※午後7時頃から前弓・中弓・奥弓の取組が始まります |
開催場所 | 羽咋神社 (〒925-0033 石川県羽咋市川原町エ164−2) 唐戸山相撲場 (〒925-0053 石川県羽咋市南中央町) |
アクセス | <羽咋神社> [公共交通機関] IRいしかわ鉄道「羽咋駅」から徒歩約5分 [車] 金沢駅から約45分 ※羽咋神社から唐戸山相撲場まで徒歩約15分 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | https://www.city.hakui.lg.jp/soshiki/sangyoukensetsubu/syoukoukankouka/12/2/725.html |
お問合せ | 羽咋市役所 商工観光課(TEL.0767-22-1118) |
※イベント詳細や最新情報は公式サイトをご確認ください
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります
<羽咋神社>
<唐戸山相撲場>
唐戸山神事相撲@羽咋神社、唐戸山相撲場 由来
『唐戸山神事相撲』は、第11代垂仁(すいにん)天皇の皇子で、相撲好きであった磐衝別命(いわつくわけのみこと)をしのんで、その命日に行われたのが始まりといわれています
江戸時代、村々で腕に覚えのある者たちが参集して力競べをすることを禁止するお触れが出た時、この相撲だけは古からおこなわれている特別なものということで藩から許されました
会場の「唐戸山相撲場」は、日本最古の常設野外土俵といわれています
すり鉢状をなした凹地で、その底に土俵があり、天然の桟敷席のようになっています
その昔、ここの土を掘って磐衝別命の御陵を作ったとも伝えられています
当日は土俵の四方に篝火が焚かれ、相撲甚句や神事太鼓が披露される荘厳な雰囲気の中、熱戦が繰り広げられます
力士は能登の「下山」と加賀・越中の「上山」に分かれ、「水なし、塩なし、待ったなし」の古式に則って勝負をします
『唐戸山神事相撲』では、一人の勝者を決めるのではなく、双方から最後まで勝ち残った一人ずつが、その年の「大関」となるのが大きな特徴です
最大の見せ場は、取組後に両大関が力士たちの肩車に乗り、羽咋神社までの約1kmの参道を駆け抜ける勇壮な姿で、沿道からは大きな声援が送られます
「水なし、塩なし、待ったなし」
『唐戸山神事相撲』は、地元・羽咋市の歴史と文化が息づく神事相撲です