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[7/4-5]あばれ祭りが能登町宇出津で開催

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『あばれ祭り』が石川県鳳珠郡能登町宇出津地区で2025年7月4日(金)、7月5日(土)に開催されます

あばれ祭り@能登町宇出津 開催概要

7月4日(金)、5日(土)に石川県鳳珠郡能登町宇出津地区で『あばれ祭り』が開催されます

石川県能登町宇出津(うしつ)地区で毎年7月第1金・土曜日に開催される、能登を代表する伝統的な夏祭り

能登のキリコ祭りの先陣を切る祭りで、数あるキリコ祭りの中でも最も勇壮で荒々しい祭りの一つとして人気があります

350年以上続く伝統的なキリコ祭で、高さ7メートル、約40数本の巨大な奉燈(キリコ)が町内を練り歩き、2基の神輿が海や川、火の中に投げ込まれるなど、勇壮で豪快な祭りです

火がついた大松明の周りをキリコが火の粉を浴びながら暴れ回るように練り廻り、浴びることで御利益があるとされています

能登の夏の幕開けを告げる勇壮で荒々しいお祭り、『あばれ祭り』へ足を運び、能登・宇出津の伝統・文化、お祭りの魅力を体感してみませんか

イベント名あばれ祭り
開催日2025年7月4日(金)、7月5日(土)
開催時間14:00~
開催場所能登町宇出津地区
(〒927-0433 石川県鳳珠郡能登町字宇出津)
アクセス[公共交通機関]
金沢駅西口から輪島特急線で「のと里山空港」下車、珠洲宇出津特急線で「遠島山公園下」バス停下車徒歩約22分
[車]
金沢駅から約2時間20分
のと里山空港から約40分
駐車場「臨時駐車場」は地震の影響で地割れがひどく設置できません
それにともない臨時駐車場からのシャトルバスの運行もございません
お車でお越しの際は、路上駐車、空地への無断駐車は、近隣の住民の皆様に大変なご迷惑となりますのでご遠慮ください
ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます
公式サイトhttps://abarematsuri.jp
お問合せ能登町ふるさと振興課(TEL.0768-62-8526)

※イベント詳細や最新情報は公式サイトをご確認ください
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります
※祭りの時間帯は宇出津の街中は交通規制がかかります。車で来られる場合は早目にお越しください

あばれ祭りとは

能登町の『あばれ祭り』は、石川県能登町宇出津(うしつ)地区で毎年7月第1金・土曜日に開催される、能登を代表する伝統的な夏祭りです

正式には「宇出津八坂神社の祭礼」であり、「キリコ祭り」の先陣を切る存在としても知られています

1989年(平成元年)には石川県の無形民俗文化財に指定されており、2015年には「灯り舞う半島 能登~熱狂のキリコ祭り~」として日本遺産にも認定されています

祭りの由来と歴史

約350年前、江戸時代の寛文年間に当地で疫病が流行した際、京都の祇園社(八坂神社)から牛頭天王(ごずてんのう)を勧請し、盛大な祭礼を行ったところ、神霊と化した青蜂が悪疫病者を救ったという伝承があり、この出来事をきっかけに、地元の人々が感謝の意を込めてキリコ(奉燈)を担ぎ、八坂神社へ詣でたのが祭りの始まりとされています

祭りの特徴

  • キリコ(奉燈)
    ……高さ6~7メートルにも及ぶ巨大な灯籠「キリコ」が約40基、担ぎ手たちによって燃え盛る大松明の周りを勇壮に練り歩きます
  • 大松明
    ……能登ヒバ(アテ)などの木材で作られた高さ7メートルの大松明が祭りの中心に据えられ、火の粉が舞う中でキリコが乱舞します
  • 神輿の「暴れ」
    ……2日目には2基の神輿が登場し、海や川、さらには火の中に投げ込まれるという、全国的にも珍しい荒々しい儀式が行われます。特に、梶川橋から神輿を川に投げ入れたり、八坂神社の宮入り前に燃え盛る松明の中に神輿を放り込む場面は祭りのハイライトです

2024年の能登半島地震の影響で開催が危ぶまれたものの、「祭の開催が町の復興につながる」との地元の強い思いから、例年通り7月に開催されることが決定しています

あばれ祭りは、能登の夏の幕開けを告げる勇壮で荒々しい祭りとして、地域の人々の誇りと魂を今に伝え続けています

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