新春特別イベント『御松囃子(おまつばやし)』が2025年1月4日(土)に、石川県金沢市の「金沢農学美術館」で開催されます
金沢農学美術館新春特別イベント『御松囃子(おまつばやし)』開催概要
『御松囃子』が「金沢能楽美術館」新春特別イベントとして、2025年1月4日(土)に開催されます
「空から謡が降ってくる」と言われているほど能楽が盛んな金沢
加賀藩主時代に最も重要な行事が御松囃子こと年始めの謡初め(うたいぞめ)でした
現代ではあまり馴染みのない行事かもしれませんが、金沢能楽協会のもと復活した、新年を祝うイベントをぜひご堪能ください
『御松囃子』の参加費は無料ですが、金沢能楽美術館への入館料が必要です
イベント名 | 御松囃子 |
開催日 | 2025年1月4日(土) |
開催時間 | [開場]12:30 [開演]13:30 |
会場 | 金沢能楽美術館 (〒920-0962 石川県金沢市広坂1丁目2−25) |
参加費 | 無料 ※要観覧料(大人310円、65歳以上210円、高校生以下無料) |
定員 | 100名 ※要申込 |
アクセス | 「香林坊」バス停下車徒歩5分、または「広坂・21世紀美術館」バス停下車徒歩2分 金沢駅から車で約13分 |
駐車場 | 金沢市役所・美術館駐車場等をご利用ください(有料) |
公式サイト | https://www.kanazawa-noh-museum.gr.jp/event/6433 |
申込み | 受付・またはお電話にてお申し込みください(076-220-2790) |
※2024年12月3日(火)~12月12日(木)まで展示替え休館
※年末年始(12月29日~1月3日)休館上記の期間は休館中のため電話がつながりません。お早目のご予約をお願いいたします
御松囃子(おまつばやし)とは
御松囃子(おまつばやし)とは、室町時代に幕府や宮中で新年を祝う儀式として行われていた芸能です
松囃子の由来は、新しい年に祝福をもたらす歳神を迎えることを目的として、山から神の依代である松を伐って家に迎え入れたことに由来していると言われています
加賀藩においても金沢城内に藩主や家臣が集い、お抱え役者筆頭らが謡い初める行事で、年中行事の中でも特に重んじられていました
ただ、国事多難となったことから1863年を最後に廃止されました
その後、金沢能楽美術館などで信仰や装束などの大名の儀式を再現するための文献調査が行われ、平成27(2015)年に『御松囃子』の復活公演が150年ぶりに行われました