
『金沢城・兼六園大茶会2026』が石川県金沢市の「兼六園周辺4会場」で2026年10月10日(土)から10月12日(月祝)まで開催されます
金沢城・兼六園大茶会@兼六園周辺4会場 開催概要
「金沢城・兼六園大茶会2026」は、2026年10月10日(土)〜12日(月・祝)の3日間にわたり開催されます
加賀百万石の伝統的な茶道文化を、初心者から愛好家まで気軽に体験できる秋の恒例イベントで、石川県内の7流派12社中が集まり、第一線の工芸作家や公募展の入賞作品といった、こだわりの新作道具を用いて加賀茶道のもてなしを披露します
| イベント名 | 金沢城・兼六園大茶会 |
| イベント内容 | 初心者から愛好家まで気軽に体験できるお茶席 |
| 開催日 | 2026年10月10日(土)〜10月12日(月・祝) |
| 開催時間 | 9:00〜15:00 |
| 開催場所 | 兼六園「時雨亭」 金沢城「玉泉庵」 金沢21世紀美術館「松涛庵」 中村記念美術館「旧中村邸」 |
| 料金 | 3席券:前売 4,000円 / 当日 4,500円 2席券:前売 3,000円 / 当日 3,500円 1席券:当日のみ 2,000円 |
| 公式サイト | 金沢城・兼六園大茶会2026| 金沢市観光協会 |
| チケット取扱 | 北國新聞読者サービスセンター |
| お問合せ | 北國新聞社事業局内 石川県茶道協会(TEL.076-260-3581) |
※イベント詳細や最新情報は公式サイトをご確認ください
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります
※お茶席券を提示すると、兼六園へ無料で入園できます。前売券は北國新聞イベントガイドなどで取り扱われています
金沢城・兼六園大茶会 会場別スケジュールと担当流派
金沢城や兼六園周辺にある歴史的な茶室を舞台に、日替わりで異なる流派のおもてなしを受けられます
工芸王国・石川が誇る一流作家の素晴らしい茶道具が実際に使われるため、美味しいお抹茶とお菓子とともに、芸術品を五感で楽しめるのが大きな魅力です
| 会場名 | 10月10日(土) | 10月11日(日) | 10月12日(月・祝) |
|---|---|---|---|
| 兼六園 時雨亭 | 宗徧流(金沢支部) | 裏千家(野島社中) | 遠州流(金沢兼六支部) |
| 金沢城 玉泉庵 | 遠州流(金沢支部) | 煎茶道松月流(北陸支部) | 裏千家(井奈社中) |
| 金沢21世紀美術館 松涛庵(立礼) | 皇風煎茶禮式(石川弘風会) | 表千家(吉倉社中) | 裏千家(大島社中) |
| 中村記念美術館 旧中村邸 | 表千家(澤永会) | 宗和流(宗和会) | 表千家(祥和会) |
※旧中村邸の待合は1階となり、各会場の開催時間は 9:00〜15:00 です
<兼六園 時雨亭>
<金沢城 玉泉庵>
<金沢21世紀美術館 松涛庵>
<中村記念美術館 旧中村邸>
工芸品と新作茶道具の見どころ
第一線の工芸作家や公募展の入賞・入選作が茶道具として多数使用され、伝統と現代の感性が融合した名品とともに一服を味わうことができます
お茶席での服装や最低限知っておきたいマナー
お茶席(大茶会)に初めて参加する場合でも、最低限のポイントさえ押さえておけば安心して楽しむことができます
金沢城・兼六園大茶会では本格的な畳の茶室(時雨亭、玉泉庵、旧中村邸)と、椅子に座る立礼席(松涛庵)がありますので、特に畳の席を想定したマナーをまとめました
おすすめの服装とNGな格好
着物である必要はありません。清潔感のある洋服(きれいめなカジュアル、スマートカジュアル)で十分ですが、以下の点に注意しておきましょう
- 白い靴下(または足袋)を必ず持参する
- 畳を汚さないための最も重要なマナーです。できれば会場に入る直前に、持参した清潔な白い靴下に履き替えてください。ストッキングやタイツの上から重ねて履いてもOK。白い靴下が足袋の代わりになります
- アクセサリーや時計は外す
- 貴重な茶道具(お茶碗など)を傷つけないよう、指輪、ブレスレット、腕時計、ネックレスなどは席に入る前にすべて外してバッグにしまいます
- 服装の注意点
- ボトムス:畳に正座するため、フレアスカートやゆったりしたスラックスなど、足が隠れて正座しやすい服装がベスト(タイトスカートやミニスカート、タイトなジーンズは避けましょう)
- トップス:胸元が開きすぎていない、シンプルなものが好ましい
- きつい香水はNG
- お茶室では、お香や抹茶のほのかな香りを楽しむため、香水や香りの強いヘアクリームなどは控えましょう
当日持っていくもの
大茶会では現地で用意されていることも多いですが、自分で持っていると安心な基本セット
最低限知っておきたいお作法
細かい作法(流派による違いなど)は、大茶会のような大勢が参加するイベントでは完璧にできなくても大丈夫です。周囲の人の動きに合わせれば大丈夫ですが、以下の3点だけ意識してみましょう
- お菓子は、お抹茶が運ばれてくる前に食べきる
- お菓子が配られたら、お茶が来る前にすべていただいておくのが基本
- お茶碗の正面を避けて飲む
- お茶碗が目の前に置かれたら、右手で取り、左手のひらにのせます。感謝を込めて軽く一礼(お辞儀)した後、お茶碗の正面(絵柄があるところ)に口をつけるのを避けるため、時計回りに2回ほど少し回してからいただきます
- 飲み終わったら、飲み口を指で拭う
- 飲み終わったら、自分が口をつけた部分を右手の親指と人差し指で軽く拭い、その指を懐紙(またはハンカチ)で拭きます。その後、お茶碗を反時計回りに回して正面を元に戻し、畳の上に置きます
立礼席でのマナー
椅子に座ってお茶をいただく立礼席(りゅうれいせき)は、畳の席(正座)よりもカジュアルでリラックスして参加できるのが魅力です
今回のイベントでは、金沢21世紀美術館の「松涛庵」が立礼席にあたります
基本のマナーは畳の席と共通していますが、立礼席ならではのポイントをまとめました
立礼席での服装
畳の席ほど厳しくありませんが、基本は「きれいめの服(スマートカジュアル)」がおすすめ
立礼席でのお作法(座り方と飲み方)
椅子に座るため「正座がしびれる」という心配はありません。以下の流れを意識するとスマートです
- 姿勢よく座る
- 背もたれがある椅子の場合でも、深く寄りかからず、背筋を伸ばして浅めに腰掛けるときれいに見えます。手は膝の上に置いておきます
- お菓子をいただく
- 机の上(またはお盆)にお菓子が運ばれてきます。畳の席と同様に、お抹茶が運ばれてくる前にすべて食べきります
- お茶碗の取り方と回し方
- お茶碗が机の上に置かれたら、右手で取って左手のひらにのせます
- 隣の方に「お先に(いただきます)」と軽く目礼をするとより丁寧です
- お茶碗の正面(絵柄があるところ)を避けるため、時計回りに2回ほど少し回してから数回に分けていただきます
- 飲み終わり
- 飲み終わったら、自分が口をつけた部分を右手の指先で軽く拭い、その指を懐紙やハンカチで拭きます
- お茶碗を反時計回りに回して正面を元に戻し、机の上の元の位置に戻します
周りの人と合わせれば大丈夫!
立礼席は、お茶の手順や作法を簡略化して多くの人が楽しめるように作られたスタイルです。そのため、ガチガチに緊張する必要は全くありません
お茶が運ばれてきたら、「お茶碗を回して、正面を避けて飲む」ということさえ覚えておけばバッチリです
大茶会は「多くの人に広くお茶を楽しんでもらう場」ですので、ガチガチに緊張しなくても大丈夫です。受付や案内係の方、周りのベテランらしき参加者の方の動きをそっと真似してみてください


